若返りスイッチを押しましょう
公開日:2016/08/29 (月)
平沢 美奈子
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サーチュイン遺伝子って聞いたことありますか?
長寿遺伝子、または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その遺伝子の働きによって寿命が延びるのではないかと言われています。
まだまだ、サーチュイン遺伝子に対しては確定した効果があるかどうかは研究段階ですが、老化が防げる遺伝子があれば嬉しいことですよね。
長寿遺伝子効果も期待したい所ですが、現代社会は食べ物をはじめ、ヘアスタイルやメーク、服装などでたとえ年齢を重ねても美しく綺麗にされている方は実に多いものです。男女ともにお洒落を楽しんでいるという感じですよね。また、そういう方々をみると目標としていきたいと憧れます。
私が小さい頃は、祖母は見るからにおばあちゃん。洋服や着物を着ていても色合いも地味だし、髪型もおばあちゃんカット(笑)
もちろん自分の事をおばあちゃんと呼んでいた祖母でしたから、私の中ではおばあちゃん=地味で実直なイメージです。その年代の人は年齢に応じてそうしなくてはいけないという思い込みもあったのでしょうね。今の時代、お孫さんを持つようなおばあちゃんと言われてもおかしくはない世代の方々は、とてもじゃないですがおばあちゃんと呼ぶには失礼にあたるほど綺麗な方が多いです。あとは、健康で長生きでと願うばかりではないでしょうか。
特に海外の女性は素敵に自分自身を表現されているな…と思いませんか?
それにしても、綺麗に年齢は関係ないですよね…
さて、話はサーチュイン遺伝子に戻ります。
この遺伝子は、老化を防いでそれが寿命に影響すると考えられていますが、誰もが持っている遺伝子です。でもいつも活動はせずにいてスイッチがオフ状態。動いていないのです。そんなに老化がストップされるのならオンの状態になって欲しいですよね。
実は、ある状態になった途端、スイッチがオンになります。その状態がどんな時なのかわかりますか?
答えは「飢餓状態」。
サーチュイン遺伝子を突き止めたガレンテ教授によると、食糧がなくなり飢餓状態になると、子孫を残すため遺伝子がオンになり次に食糧が身体の中に入る時まで若さを保たなくてはと、老化をストップさせようと働くようです。
つまり、サーチュイン遺伝子を活性化させるには、飢餓状態と同じ状況をつくりだすことがアンチエイジングに有効だという事。
すなわち「カロリー制限」が必要なのです。 と、頭ではわかっていても、その上、長寿遺伝子が活性化するとアンチエイジングに繋がるとわかっていてもこの飽食の時代。カロリーの制限、もしくは飢餓の状態を作るのはかなり難しいものです。
そこでオススメしたいのが、8時間で食事のサイクルを作る「イートサイクルダイエット」。具体的には、8時間以内に三食を食べてしまおうというものです。美身求心では一押しのイートサイクルです。
例えば、朝昼晩の三食のリズムでいる方は「朝8時 昼12時 夜16時」を毎日の食事時間にすると、通常の夕食の時間に食べないので、贅肉になりやすい夜の食事の量がぐっと減らせます。内蔵を休ませることが出来ますし、睡眠の質を高めたり、夜食をたべて胃がもたれるような習慣をなくせるというメリットがあります。
また8時間イートサイクルを実際にしてみると、4時間ごとに食事を摂ることができるので、間食を食べたいという気持ちが起こりにくくなります。
ただ、夕食が16時という事を日常の生活に落とし込むのは難しいかもしれません。しかも16時以降、食べてはいけないのはライフサイクルを見直しても辛い…とおっしゃる方は「12時 16時 20時」という食事スケジュールにして、午前中を食べないにしてもいいでしょう。このサイクルでも8時間の間に収まっていますので…。こちらのほうが、時間的にはやりやすいかとは思います。
アーユルヴェーダやナチュラルハイジーンの考えの中では「午前中は排泄の時間」と考えられていて、 朝食は必要としないとしています。
このタイムスケジュールであれば「排泄=デトックス」のプラス要素もありますし、最後の食事を20時にするだけでも寝つきが良くなり寝ている間に十分な消化にかける時間を確保できるので理想的なように思います。
体の中に、飢餓まではいかなくても食べ物を入れない時間を日々作る。常に何か食べているということがないようにしていきましょう。
また、活性酸素を取り除く抗酸化物質は、活性酸素の種類や働く場所によってさまざまな種類が存在します。もともと体の中に備わっているものもあれば、体外から取らないといけないものもあります。
健康で長く人生を楽しむ秘訣は、サーチュイン遺伝子を最大限に働かせることと、身体の中が循環よく働き、活性酸素を除去してくれるさまざまな抗酸化成分を上手にとりいれること。これらがアンチエイジングには重要です。
今のライフサイクルと比較していかがですか?食欲の秋、常に小腹が空いて何か食べているという事のないようにお気をつけくださいね。
最終更新日:2018.05.15
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