日焼け止めの選び方
公開日:2016/08/06 (土)
平沢 美奈子
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今年最多の猛暑日。大阪は38度超えとか。暑さに強い方でも堪えます、この暑さ。
久しぶりに大好きなパン屋さんに立ち寄ったら奥さんに「日焼けしましたね〜〜‼︎」と言われてドキリ(-。-;あ!余談になりますがここのパン屋さん(Erdalエアダール)は、オススメ。小麦断ちしていても唯一、立ち寄りたくなるパン屋さんです。材料の吟味が半端ないので。例えば、トウモロコシ一本のトウモロコシから本来ならば三、四本とれるものが間引いて一本だけを育てるとか…。そんな物ばかりを材料に使っています。
話は日焼けの話に戻り…。パン屋さんの奥さんに焼けたねー!と言われて、先日炎天下で日焼け止めを塗り忘れていたので、やはり日焼けしてしまったのかも…なんて色々原因を考えておりました。
そういえば、blogに日焼け止めのこと書いていなかったとなと…今頃ですが書き留めておきます。
普段、日焼け止めはどんなものを使っていますか?
いろんなこだわりを持ち、選択されてみえるとは思います。子供に使わせるなら肌に優しいものがいいとか、日焼けしたくないからSPFが高くないと嫌だとか。
日焼け止めの幅も広いので本当に何とも言えないのですが、何とも言いたくなるものは多いです。私は、出来る限り肌に負担がなく害のない基準で選びたいので、使える日焼け止めを探すコツをお伝えしますね。
まず、日焼け止めには二つのタイプがあります。
一つ目が、紫外線を熱エネルギーに変えてしまう『紫外線吸収剤』を入れているもの。これは、紫外線をキャッチしたら即座にエネルギーに変化させて肌に入らないようにしてくれるもの。皮膚に塗り紫外線に当たることで化学変化が美身上で起きているということですね。この紫外線吸収剤を使用しているものは日焼け止め効果が高いのが特徴です。ただ、紫外線吸収剤は毒性が強いと思われるケミカルなものもありますので赤ちゃんや子供に使用するなら成分チェックをオススメします。
もう一つは、紫外線をキャッチしたら散乱させるタイプの『紫外線散乱剤』。紫外線を弾き飛ばして肌に入らないようにしてくれます。これは紫外線があたると鏡のように弾き飛ばすイメージのものですね。この紫外線散乱剤には、酸化チタンや酸化亜鉛という成分がその弾き飛ばす役目を担っています。
ところが、今まではそんなに害がないと思われていた酸化チタン。酸化チタンは、化粧品にも結構使われていますよね。最近、この酸化チタンの見方が変わってきてWHOも酸化チタンの使用には発がん性や生殖機能への影響が考えられると発表しています。酸化チタン…なるべくなら避けたいですね。
また、この酸化チタンがプールの塩素と反応したら悪玉活性酸素が発生することが分かってきています。これで日焼け止め禁止のプールも増えていますよね。
では、何を選んだらいいかというと…毒性が強いと思われるケミカルなものがなるべく入っていない日焼け止めを選ぶようにしてくださいね。最近は紫外線吸収剤不使用のものも増えております。
例えば…
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・オクトクリレン・パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル・オキシベンゾン・エチルヘキシルトリアゾン・t-ブチルメトキシジベンソイルメタン・フェニルベンズイミダゾールスルホン酸・メチレンビズベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン・ジエチルアミノヒドロキシジベンゾイル安息香酸ヘキシル など
先に説明した紫外線吸収剤と言われるものが上記のもの。これが含まれるか含まれないかを基準でみるのも一つ。といっても、こんなに長ったらしい化学物質なんて覚えられないですよね…
そこでポイントになるのがこの4つ。
- ケイヒ酸
- フェノール
- ベンゼン
- 安息香酸
この文字があるかをまずは基準にして見てみてくださいね。
確かに、日焼けは、肌老化や皮膚の病気に繋がります。オゾン層の破壊で日本はまだマシですがオーストラリアでは日焼け対策とサングラスは小さい子供でも必須だとか。
地球に降り注ぐ量を減らしてくれるオゾン層が破壊されているのですから、紫外線の量がますます増加します。このオゾン層の破壊も、そもそも人間がしてきたことなのですが…かの破壊が進むと20年後には更に大変な事態になると言われています。
今後ますます、日焼け対策は考えないといけないですね。日焼け止めも大切ですが、なるべく、ラッシュガードや帽子、日傘などの日焼け止めグッズを駆使することもオススメします。そして、夏場の子供の外遊びは早朝か夕方がいいですよね…
暑い夏を過ぎて、日焼けしすぎて乾燥でボロボロのお肌にならないように…この夏場をどのような対策するかにかかってきますね。
最終更新日:2018.05.15
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